[トファシチニブ 5mg] TOFAJAK 5mg 60錠

[トファシチニブ 5mg] TOFAJAK 5mg 60錠
ゼルヤンツ（Xeljanz）ジェネリック／多国籍製薬企業CIPLA製
自己免疫性炎症のコントロールを目的としたJAK阻害薬（トファシチニブ 5mg錠）

商品詳細説明

TOFAJAK 5mgは、有効成分トファシチニブ（Tofacitinib）5mgを含有する経口JAK阻害薬です。JAK-STATシグナル経路を抑制することで免疫の過剰な炎症反応を落ち着かせ、自己免疫性疾患や慢性炎症性疾患の症状（腫れ、痛み、かゆみ、紅斑など）を抑えることを目的とします。
トファシチニブはヤヌスキナーゼ（JAK）阻害薬に分類され、従来の治療で十分な効果が得られなかった患者に対して用いられることが多い内服薬です。

製品説明

本剤は、ゼルヤンツ（Xeljanz／トファシチニブ）と同一有効成分を持つジェネリックポジションの製品であり、CIPLAが製造する5mg錠タイプです。
トファシチニブは、自己免疫による関節や皮膚などの慢性炎症を抑える目的で投与されます。関節では腫脹・圧痛・可動痛を和らげ、皮膚領域では紅斑やかゆみなどの炎症性変化を抑えることが期待されます。
本剤は全身性に作用する免疫調整薬（免疫抑制系DMARDの一種）であり、必ず医師の診断と管理下で使用してください。自己判断での購入・服用・継続・中断は重大な健康リスクにつながります。

主な用途

・関節リウマチ（リウマチ性関節炎）
中等度～重度の活動性関節リウマチにおいて、関節の腫れ・痛み・こわばり・機能障害の改善および関節破壊進行の抑制を目的として用いられる。従来薬（例：メトトレキサートなど）で十分な効果がない場合に検討されることが多い。

・乾癬・乾癬性関節炎
皮疹（紅斑・鱗屑）や関節の炎症・疼痛を和らげる目的で用いられることがある。特に慢性的・難治性のケースで選択肢となることがある。

・アトピー性皮膚炎
強いかゆみや長引く炎症を抑える目的で、JAK阻害薬として使われる場合がある。皮膚バリア障害、紅斑、掻破による悪化サイクルのコントロールを狙う。重症例や難治例で検討されることが多い。

・円形脱毛症
自己免疫性に毛包が攻撃されるタイプの脱毛症において、炎症性シグナルを抑える目的で内服JAK阻害薬が使われることがある。皮膚科領域では、難治性円形脱毛症の選択肢として議論されている。

・潰瘍性大腸炎などの炎症性腸疾患
腸管の強い炎症や潰瘍に対して、炎症性サイトカインのシグナルを抑える目的で使用される場合がある。

※上記すべてが各国で正式な承認適応になっているとは限らず、一部は適応外使用（オフラベル）として扱われます。保険適用や投与可否は必ず医師が判断します。

用法・用量（一般的な説明）

・トファシチニブ 5mg錠は、代表的には「5mgを1日2回（朝・夕など）」という反復経口投与スケジュールが用いられることが多い。
・錠剤は水でそのまま飲み込み、噛んだり砕いたりしない。
・投与量・投与期間は、疾患の重症度、既往歴、腎機能・肝機能、年齢、体重、併用薬（特に他の免疫抑制薬、生物学的製剤、ステロイドなど）によって医師が個別に決定する。
・高リスク患者（高齢者、腎機能低下、肝機能低下、感染リスク高い患者など）では減量が必要となる場合がある。
・症状が落ちついた場合でも、自分の判断で勝手に休薬・減量・増量しないこと。

使用上の注意・モニタリング

・感染症リスク
免疫応答を抑える薬であるため、細菌・ウイルス（帯状疱疹など）・真菌・結核の再活性化など、重い感染症が起こる可能性がある。発熱、悪寒、持続する咳、極端な倦怠感、膿を伴う腫れなどが出た場合は医療機関での評価が必要。

・血液検査値の変化
白血球数、赤血球（貧血）、肝酵素、コレステロールなどの値が変動することがあるため、定期的な採血検査でモニタリングする。

・血栓・心血管イベント
深部静脈血栓症（脚の血栓）、肺塞栓症（肺の血栓による呼吸苦）、胸痛や息切れなどの心血管イベントのリスクが指摘されている。片脚の腫れ・熱感・痛み、突然の胸の痛み、急な息切れなどがあればすぐに受診すること。

・長期服用時の全身管理
感染兆候のチェックに加えて、血圧、体重、全身状態の変化も定期的に確認することが推奨される。

・妊娠・授乳
妊娠中・授乳中、または妊娠を希望している場合は、必ず事前に主治医へ相談すること。安全性が確立していない領域があるため、自己判断での使用は避ける。

・併用薬
他の免疫抑制薬、生物学的製剤（抗TNF薬など）、高用量ステロイドなどを併用している場合は必ず申告すること。免疫抑制が過度になり、重い感染や血液異常のリスクが上がる可能性がある。

保管方法

・直射日光と高温多湿を避け、室温で保管する。
・子どもの手の届かない場所に保管する。
・他人に渡さないこと。トファシチニブは免疫を抑える方向に働く薬であり、診断を受けていない第三者にとっては有害になり得る。

要約ポイント

・TOFAJAK 5mgは、トファシチニブ 5mgを含むCIPLA製の経口JAK阻害薬であり、ゼルヤンツ（Xeljanz）と同成分ジェネリックの位置づけ。
・関節リウマチ、乾癬／乾癬性関節炎、アトピー性皮膚炎、円形脱毛症などに関連する自己免疫性炎症を抑える目的で用いられる。
・1日複数回投与（例：1日2回）を前提とした速放性タイプの5mg錠。
・感染症リスク、血栓リスク、血液検査値変動など、全身的な安全性モニタリングが重要。
・服用開始・継続・中止・用量変更は必ず専門医の管理下で行うこと。

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